6/15/19 Dinner & Concert

6/15/19 Dinner & Concert

 

 

Gershwin American in Paris

CSO Recording ©2011

 

六月十五日土曜日の夕刻、中西部支部は恒例の「夕食会とコンサート鑑賞会」を行いました。

朝から降りしきる雨も小止みになった頃、ミシガン湖沿いを走るレイク·ショアー·ドライブを優雅に———ところが、途中渋滞に巻き込まれ、やっとクリアーし、ほっとしたのも束の間、ミレニアム·パーク付近で通りが軒並みブロックされ、博物館の立ち並ぶルーズベルトまで遠回りするはめに。約束の時間をかなりオーバーしてしまいました。この時期、この辺りは週末、各種のイベントが目白押しで、ドライバーにとって要注意ですね。

Russian Tea Time

さて、あたふたとレストランに駆けつけ店内に入ると、あれ、一人、予想外の人が?! 元会長の山下さんが出張の為、勤務先の若いT.O.さんがピンチヒッターとして参加して下さったのです。Oさんは、昨年もコンサートに来て下さり、校友会には顔馴染の好男子で、直ぐにメンバーと打ち解けて談笑の輪に入ってくれました。

このロシア料理のお店での会食は、これで三度目ですが、オーダーしたSEAFOOD PLATTER  とVEGETARIAN PLATTERは、彩り鮮やに大胆な盛り付けで美味しく頂きましたが、少々ボリームが多すぎたようです。Oさんが、Doggy Bagを引き受けてくれフードロスを避けることができました。Oさん、ありがとうございます。お腹を壊されなかったかと心配ですが…

さて、あっという間に二時間近くが過ぎ、徒歩数分のSymphony Centerへ。

Chicago Symphony Orchestra (CSO)

Jennifer Gunn, Piccolo

Charles Vernon, Bass Trombone

 

シカゴ交響楽団の音楽監督リッカルド•ムーティ(Riccard Muti)の指揮する本日のプログラムの聴きどころは、オーケストラの最小と最大の楽器、ピッコロとバス·トロンボーンの対照的なコンチェルトです。

 

 

 

 

とりわけ、森の小鳥の囀りを連想させるピッコロの高音域の美しい響きに魅了されました。

ピッコロの音はこんなに綺麗なのだと感謝感激で大きな収穫でした(Kさんより。)

コンサート会場を圧するようなバストロンボーンの低音の轟は豪快でしたが、その中にもリリカルなフレーズが潜んでいたのが印象的でした。

さて、フィナーレは、皆さんもよくご存知のGeorge Gershwinの”An American in Paris.”

随所に鳴り渡るパーカーションの*Taxi Hornsが何とも可笑しく快く、金管と木管も嬉々として調子よく、このジャズ風のフレーズを演奏する中で、巨匠ムーティはポップスに流れることなく巧みにタクトを操り、そのオーケストラのゴージャスなサウンドに聴衆から歓声が湧き上がっていました!

それから最後になりましたが、当日演奏されたBeethovenの交響曲第二番ニ長調作品36が作曲されたのは1802年。この大作曲家がdeafであることを友人の医者に告白した翌年です。

Chicago Symphony Orchestra は、次の2019年−20年にベートーヴェン生誕250年を祝して、ベートーヴェンの全交響曲1番から9番を演奏します。

 

終わりに

お忙しい中を万障繰り合わせて「夕食会とコンサート鑑賞会」にご出席下さいました皆さま、誠にありがとうございます。

六週間のストライキを文字通り闘い抜いたCSOは、不死鳥のごとく蘇り、また私たちに感動と喜びを与えてくれます。

シカゴのCultural Treasureであるこのオーケストラの素晴らしい演奏を皆さんと共有できたことに深く感謝いたします。

 

<一口メモ>

*ガーシュインの「パリのアメリカ人」で使用されている、Taxi Hornsのオリジナルは、作曲家自身がパリで調達したものです。

1929年3月 The Cincinnati Symphony Orchestraにより「パリのアメリカ人」が上演された時の写真。左端が作曲家 George Gershwin. | Photo courtesy of the Ira and Leonore Gershwin Trusts